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明けましておめでとうございます2018.01.02

今年もよろしくお願い致します。

お正月にサンタクロースの話で恐縮です。注文してあった絵本が手に入りました。

1897年9月21日、ニューヨークのサン新聞社に手紙が届きます。120年も前の事です。

きしゃさま。あたしは八つです。あたしの友だちに、「サンタクロースなんていないんだ。」っていっている子がいます。パパにきいてみたら、「サンしんぶんに、といあわせてごらん。しんぶんしゃで、サンタクロースがいるというなら、そりゃもう、たしかにいるんだろうよ。」 と、いいました。ですから、おねがいです。おしえてください。サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?

この少女の問いに、サン新聞社は社説でとりあげ返事をしました。

この世の中に、愛や、人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。あなたにも、わかっているでしょう。世界にみちあふれている愛やまごころこそ、あなたのまいにちの生活を、うつくしく、たのしくしているものだということを。もしもサンタクロースがいなければ、わたしたち人間のあじあうよろこびは、ただ目にみえるもの、手でさわるもの、かんじるものだけになってしまうでしょう。この世界でいちばんたしかなこと、それは、子どもの目にも、おとなの目にも、みえないものなのですから。うれしいことに、サンタクロースはちゃんといます。                                一千年のちまでも、百万年のちまでも、サンタクロースは子どもたちの心を、いまとかわらず、よろこばせてくれることでしょう。

サン新聞社社説からの1節です。私の家でも同じことがありました。子供が小学4年か5年の時です。いつになく真剣な顔で学校から帰えると、友達が「サンタクロースなんかいない」と言ったけど、どっちが本当なの。いつか話さなければならない、と思いながら1年延ばしにしていました、1回過ぎれば1年は安泰ですから。しかし、その時は突然やってきました。「パパとママ嘘ついた !! 」しどろもどろになり、「夢があるから」とか「夢がなくなるから」とか、訳の分からないことを言ったのを覚えています。つらかったです。同じ思いのパパとママがいらっしゃるのではないかと、書きとめてみました。

その絵本は、偕成社の「サンタクロースって、いるんでしょうか?」です。

この絵本、みているとやすらぎます。

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